怪我したらどうしたらいいの?誰にでもある怪我した時の処置方法を教えます!

こんにちは、アスリートストーリーズのメンバーであり、KMC陸上クラブのコーチも務める宮崎です。
学生時代はアスレティックトレーナーの勉強をし、今も働きながら陸上クラブで小学生〜高校生までを指導しています。



前回は「トレーニングの原理原則」について話しをしましたが、いかがでしたか? トレーニングの組み立てを理解したうえでトレーニングを長期に渡って続ければ、続けるだけ効果に差が現れますので、ぜひ試してください。

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今回ご紹介するのは、「怪我をしたときの応急処置の方法」について。

スポーツをしていると、気をつけていても怪我をしてしまうことがあります。
怪我といっても大小ありますが、今回は擦り傷レベルの話しではなく、筋肉疲労、捻挫、肉離れ、骨折の疑いがあるような、実際のスポーツの現場で起きえる外傷や障害が発生したときの処置法を説明します。

まず、急性的、慢性的な怪我をしてしまった場合にトレーナーが初めに処置することは、RICE処置(ライスしょち)です。RICE処置とは、Rest、Ice、Compression、Elevationの頭文字4文字です。

では、細かく一つ一つ紹介していきます。

1.Rest=安静
身体は傷めた患部を治そうとして、患部に一気に血液を送ります。その結果、痛めた患部が大きく腫れ、痛み、熱感をもちます。腫れを酷くさせないためには、運動を中止して血液循環を抑えること。つまり安静にしていましょう。

2.Ice=冷却
患部を冷却することで炎症による熱感を下げるのと、痛みや腫れを軽減することができます。簡単にアイシングについて説明しましょう。

アイシングする場合には、ビニール袋に氷を入れて袋の中にある空気を抜き、氷と氷が密着するようにします。氷同士が密着していないと、患部が冷却されない可能性があります。必ず空気を抜いて、15〜20分を目処に冷やしましょう。 ※傷めた場所によっては、時間が異なります。



3.Compression=圧迫
圧迫することで大量に血液が流れ込むのを抑え、残留を防ぐことで、内出血を抑える効果があります。
※圧迫しようとして、神経を強く絞めてしまうと痺れたりするので、注意しましょう!

4.Elevation=挙上
患部を心臓より高く上げることで、血液を緩やかにし、内出血を抑えることができます。
私の教え子が怪我をした際には、必ず初めに行う処置方法です。大きな怪我であれば、あるほどこのRICE処置は重要になってきます。怪我をした直後から行うとより高い効果が得られるので、後でやろうと先延ばししないこと。

アスリートである以上、怪我は避けられませんが、その後の処置の良し悪しで怪我の悪化を最小限に食い止めることができるのです。
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参考文献
公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト8 救急処置

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KMC陸上クラブ
URL:http://www.kmc-athlete.com
コーチ 宮﨑 智恵
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