【東城翔也のポルトガルリーグ奮闘記−第5回】プロだからこそ、道具を大切にしている

アスリートストーリーズがサポートしている東城翔也選手は、ブラジルリオデジャネイロ州1部フリブルゲンセでプレーした後、現在は海を渡ってポルトガル1部リーグのマリティモ(http://www.csmaritimo.pt/)に所属しています。









アスリートストーリーズは、東城翔也選手を長期にわたって継続的に取材し続けます。
第5回は、プロアスリートの道具のこだわりについて語ってもらいました。

サッカー道具について

日本にいたころは、人工芝でプレーすることが多かったです。
だからスパイクも人工用を履いていました。で、数ヶ月使ってボロボロになったら買い換える...のサイクル。
人工芝は海外ではほぼ無くって、まあBチームではまれプレーすることも有りますが、地面が固くてヒザを痛めやすいんです。

プロは天然芝でやることがほとんど。ちなみにブラジルは芝というより長い草でした。日本ではちょっと考えられない劣悪な環境でしたね。

スパイクは取り替え式?固定式?

ブラジルでは取り替え式を履いていました。海外選手は取り替え式の選手が多いです。長めの芝に足を取られて滑りたくないって気持ちがあると思います。日本は芝ってじゅうたんのようにキレイすぎて、固定でOKなんです。取替式を使う必要がないですね。

スパイクの交換頻度は?



トップ選手はメーカーがモデルチェンジするたびに交換します。2ヶ月1回くらいで交換ですかね。
同じ種類を色違いで何個も渡されています。

練習と試合で使い分ける選手とそうでない選手がいて、僕は練習で使い込んでいるものを、あえてそのまま試合でも使う派です。幅が狭いのでナイキ履いています。アディダスは横幅がぶかぶかで足に合わないですね。

どのスパイクを履くかは選手が決めるの?

外人はこだわり薄いんですよ。たとえばチームにナイキのスパイクがイッパイ届いたら、履き比べて「いいじゃん」って思ったものを履きます。なんでも喜んで使いますね。

トップ中のトップは別でしょうけど、自分で選ぶのではなく、メーカーから提供されたモノの中から選んでいきますね。僕の周囲はナイキ好きが多い印象です。

新スパイクは代理人が持ってくることが多いんですが、タイミングが合わないときは自分の給料で買う選手もいますよ。「スパイクがダメになったから、ちょっと買ってくる」って買い物してた選手もいました。なければ、買えばいいじゃんってノリです(笑)。

デザインって気にするの?

スパイクはプロでも見た目を重視する選手は多いです。もちろん、フィット感とかプレーしやすいものであることが最重要だけど、かっこいいシューズ履きたいって気持ちは同じなんでしょうね。

スパイクやユニフォームのお手入れは誰が?




ホペイロが全部用意してくれます。スパイクも練習場においてあるので、手ぶらでOK。洗ったり乾かしたりするのはホペイロ、プレーは選手の仕事です。ウェアはチームのモノなので、ホペイロに任せるのがルールです。

すね当てについて

海外のすね当ては日本のよりごついです。そもそもデカイのしか売ってないです。外人は足首まで覆うモノを使いますけど、練習中からバチバチ当たってくるので、ケガ予防のためでもあります。日本の練習ってプレッシャーもかけないし、コンタクトプレー少ないし、怪我させちゃダメだって意識があるのかなと。

悪質なファールはダメですが、海外だとケガしたほうが悪いって空気もありますし、厳しく行かないと怒られるたりすることも。練習中でもセットプレー以外は常に着用が基本です。

試合中の水分補給、何を飲んでいる?

タッチラインに置いてあるボトル、中身はただの水であることがほとんど。試合中は甘いモノは飲まないです。それよりは、試合前にエネルギー源のあるドリンクを飲んだり、なんだかよくわからないタブレットを水に溶かしたドリンクを飲まされますね。

ハーフタイムにモノはあまり食べません。少しだけ...バナナひと口とか、消化の良いゼリー飲料を口にするくらい。飲食において文化の差は感じないですね。

試合のとき、ユニフォームの下は何を履く?


スパッツです。動きやすくて、しっくりくるのでプレーしやすいです。
ふつうの下着を履くことはないです。ポルトガルではスパッツ派が多いですが、ブラジルでは海パン(Vパン)をみんな履いていましたね。

まあ、何を履くかは個人の自由ですが、ユニフォームの色と合わせないといけないってルールはあります。
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※過去記事一覧はこちら
【東城翔也のポルトガルリーグ奮闘記- 第1回】 サッカーが上手いだけではブラジルでプロになれない
https://athletestories.jp/blog/2015/04/20150427-1-csmaritimo-syouyatoujyou-.html
【東城翔也のポルトガルリーグ奮闘記- 第2回】日本人は足元の技術は高いけど、球際の厳しさが足りない
https://athletestories.jp/blog/2015/04/20150430-1-csmaritimo-syouyatoujyou-.html
【東城翔也のポルトガルリーグ奮闘記- 第3回】 外国人選手は、ミスしても謝りません(笑)
https://athletestories.jp/blog/2015/06/20150601-1-csmaritimo-syouyatoujyou-.html
【東城翔也のポルトガルリーグ奮闘記- 第4回】プロフットボーラーは食事と睡眠を疎かにしない
https://athletestories.jp/blog/2015/07/20150706-1-csmaritimo-syouyatoujyou-.html
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<東城翔也プロフィール>

東京都板橋区出身。幼稚園の頃から2人の兄の影響でサッカーを始める。高校2年生の時、日本遠征へきていたブラジルリオデジャネイロ州1部フリブルゲンセからオファーを受け、ブラジルへの留学を決める。そして、当時通っていた全日制の高校からKTCに転入。当時17歳であった事からプロ契約ができなかったため、U-23チームで公式戦などに出場していた。2015年1月にポルトガル1部リーグのCSMarítimoに移籍し、より高いステージへと進んだ。

<マリティモの情報はこちら>

公式サイト http://www.csmaritimo.pt/
公式フェースブックページ https://www.facebook.com/csmaritimo
YouTube公式チャネル https://www.youtube.com/user/csmaritimomadeira
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